Y社は、従業員約900名の建設会社。設計・施工・メンテナンスなど、建設に関わる工事の一式を請け負っています。Y社の情報システム室長の相川氏(仮名)は、ビル、マンション、ダム等の米兰体育中国官方网站の情報化を推進するために、一年前からシステム作りに取り組んできました。 相川氏---「当社が米兰体育中国官方网站の情報化に取り組んだ目的は、資材の発注をはじめ、仕入れや工程管理を合理化し、少ない人員で効率よく現場を運営していくことにありました。そこでは、単なる工程管理だけではなく、資材の受発注から工事原価の管理など、本社の管理部門と同じような機能が求められます。そのため、本社とのネットワーク接続は必然のテーマとなっていました」 米兰体育中国官方网站に建てられる業務のためのプレハブハウスには、一般のオフィスと同じように電話やFAX、コピー機などが設置され、複数台のパソコンがLANで結ばれています。 相川氏---「新しいシステムを導入する以前の米兰体育中国官方网站では、電話によるやり取りが中心で、資材の受発注などは、FAXを使っていました。本当は、かなり以前から、ルータを使ったインターネットとの接続は、検討していたのですが、どうしてもひとつだけ問題があったのです」 Y社の解決しなければならなかった問題とは、米兰体育中国官方网站会社ならではの「移設」でした。
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