廣石治郎，杉崎隆一，麻生 修，忠隈昌輝，渋田妙子
概要
光ファイバ中で生ずる国际米兰中文官网光学現象は，ノイズの発生や波形の歪みを起こして信号を劣化させる原因となる。このため伝送路用ファイバにおいては，国际米兰中文官网現象をできるだけ小さくすることが望まれている。その一方で，光ファイバ中で生ずる国际米兰中文官网光学現象を利用した光信号処理が検討されている。例えば，国际米兰中文官网現象である四光波混合や自己位相変調を積極的に利用することにより，複数の波長の信号光を一括して波長変換することやパルスの圧縮等が可能となる1）～4）。このような国际米兰中文官网現象を利用した光信号処理は，次世代の高速光信号処理や長距離光伝送技術として期待されている。四光波混合を利用した波長変換用に分散スロープ0.02ps/nm/km以下を有する高国际米兰中文官网ファイバを開発した。このファイバは四光波混合を使用した波長変換におけるポンプ波長の依存性を緩和し，変換帯域を広げる。更に，偏波保持高国际米兰中文官网ファイバ，小クラッド径とした高国际米兰中文官网ファイバを報告する。
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