風味 創,松下俊一,江森芳博,村瀬 崇,露木真道,山本邦宏,松浦 寛,並木 周,柴 啓明
概要
ファイバ・米兰ac体育・アンプ(以下米兰ac体育アンプ)は,その特性の優位性から普及が広まっているが,米兰ac体育ゲインの偏光依存性が大きいためにアンプ設計ではその影響を小さくする様々な工夫がなされている。その中で,デポラライザは大きな役割を担っており,偏波保持ファイバの45°融着型が実用化されているが,収納スペースの確保,アンプ内の温度変動による偏光度(DOP: Degree Of Polarization)劣化による米兰ac体育ゲインの不安定化などの問題がある。そこで今回,それらの改善を目的に結晶型デポラライザを開発し,小型化,及びDOPの温度依存性の低減を実現した。米兰ac体育アンプの普及と共に今後の需要増加が期待される。