米兰ac体育時報 第144号デジタルコヒーレント光通信用制御回路付き狭スペクトル線幅波長可変レーザアセンブリの開発

石井啓之、金堂晃久、木村賢宜、寺田陽祐、山岡一樹、有賀麻衣子、西田昌義、越 浩之、黒部立郎

デジタルコヒーレント光通信方式で使用される制御回路付き狭スペクトル線幅波長可変レーザアセンブリの開発を進めてきた。コヒーレント光通信技術を距離の短いメトロ領域やデータセンター間通信に適用するためには，プラガブル光トランシーバなどに実装可能な小型で低消費電力の波長可変レーザ光源が必要である。また，当初のC帯から拡張C帯やL帯などへ波長帯域を広げることも求められている。我々は，これらの要求に応えるために，分布帰還レーザアレイ型波長可変レーザや分布ブラッグ反射器とリング反射器をモノリシック集積した波長可変レーザを開発してきた。また，次世代の超高速・大容量システムに向けて，超狭スペクトル線幅波長可変レーザの検討を開始したので，これらの開発状況について紹介する。